【2018年6月7日:サンリス】​

昨夜は街中にある中華料理店で夕食を取り、久しぶりに馴染みのある味と箸での食事でした。
Tさんによると、和食店やすし店はあちこちにあるけど、どこも高いんだそうです。


この旅行を通して感じたのは、日本文化に対しての関心がところどころに見受けられたこと。
エーグイスハイムのそばにあった日本庭園、スミュールでは空手道場があったり屋形船を模した離れがあったりもしました。
ここサンリスの街を散策していると、Le Comptoir Senlisienという店には日本茶と急須、小型の鉄瓶が並んでいて、お客さんもが手に取っている様子も見えました。
ヨーロッパと日本は文化がまったく異なるだけに、興味関心が強いのかもしれません。

異なる文化といえば、交通に関するマナーも。
街中を歩いていて感じたのは、市街地を走るクルマの速度が明らかに早いことです。歩行者のそばを通り過ぎる時でもほとんどスピードをゆるめずにかすめていきますが、歩行者も一向に気に掛けない様子。
その反面、道路を渡ろうという素振りを少しでも見せれば、必ずすぐに停車して渡らせてくれます。
それが横断歩道や信号のある交差点でなくても、歩行者優先が徹底しているところは日本とは流儀が違いましたね。


最終日のこの日は、サンリスの街を散策し家族へのお土産を買うことにしました。
妻と娘へは手ごろな価格のアクセサリーをと思い、Arc En Cielという宝石店に思い切って入ることに。

とっっっても綺麗な店員の女性が二人と主人と思しきマダムがいて、入る時は気後れしましたが、片言の英語と手振りでこちらの希望を伝えて、勧めにしたがってネックレスを買うことにしました。

息子にはおもちゃ屋でレゴブロックのセットを。そして自分にはNICOLASというチェーンの酒屋でワインを買うことにしました。

店には、髭面の若主人がいて、とてもフレンドリーにこちらの希望を聞いてきます。
またもや片言と手振りで、今度はアルザスで飲んだ白ワインが美味しかったことを何とか伝えようとしましたが、伝わったかどうか。。それでも選んだ1本を「Nice choice!」と言ってくれました。(商売上手)

買ったお土産を手に、マルシェを見物しました。

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この日が最終日ということで、宿を出た私たちは一路パリ=シャルル・ド・ゴール空港(CDG )へ。